蜜蜂は新世代の女王蜂の羽化を目前とした巣では群の分割
(分封)が起こり、旧世代の女王蜂は働きバチを引き連れ巣を
出て新しい巣を探しに出る。
この際、旧世代の女王蜂を護って働きバチが塊のようになる
分封蜂球(ぶんぽうほうきゅう)を作る。
ミツバチの働きバチは受精卵から発生する2倍体であり全て
メスである。通常メスの幼虫は主に花粉と蜂蜜を食べて育ち
働きバチとなるが、働きバチの頭部から分泌される
ローヤルゼリーのみで育てられたメスは交尾産卵能力を有する女王バチとなる。
オスは未受精卵から発生する1倍体であるが、巣の中では働き蜂に餌をもらう以外特に何もしない。
働きバチに比べて体が大きく、働きバチや女王バチよりも複眼と単眼が非常に発達していることが
外見上の特徴である。オスバチを指す英語「drone」は「なまけもの」の意味である。
オスは女王バチと交尾するため、晴天の日を選んで外に飛び立つ。オスバチは空中を集団で飛行し、
その群れの中へ女王バチが飛び込んできて交尾を行う。オスバチは交尾の際して射精後に速やかに死亡し、
新女王蜂はこの死体をぶら下げてしばらく飛翔するがやがて交尾器がちぎれて雄蜂の死体は落下する。
新女王蜂は体内に残った交尾器を排除して再び雄蜂の群れに向かい交尾を行う。
この配偶行動が幾度か繰り返されて新女王蜂の体内に一生の間で使用されるだけの精子が蓄えられると
巣に帰還し産卵を開始する。アリ科やスズメバチ科の社会性昆虫の多くで生涯交尾回数が一度だけで
一個体の雄としか交尾しないのと好対照である。交尾できなかったオスも巣に戻るが、繁殖期が終わると
働きバチに巣を追い出される等して死に絶える。
毒物への耐性は弱く、ショウジョウバエの半分程度という。
セイヨウミツバチの成虫の寿命は、女王蜂が1-3年(最長8年)、働き蜂が最盛期で15-38日、中間期は30-60日、
越冬期が140日、雄蜂は21-32日である (参考文献 ウイキペディアより)
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光に攻撃する習性があります・